認知症疾患医療協議会 VR視聴体験
認知症疾患医療連携協議会のなかで、株式会社シルバーウッド様のご協力のもと、認知症疾患と発達障害の方が見ている世界をVRにて体験しました。
『文字で学んで、わかった気になるのではなく、「体験」を通じて自分事化する』というコンセプトにより、他者理解に繋げるプログラムを実施しました。
多くの当事者へのヒアリングをもとに制作しており、よりリアルな世界を体験することができます。
VRで当事者が実際に体験している世界を自身で体験することで、自分軸で考えることが容易になり、自分だったら「もっとこうして欲しい」と、当事者目線で考えることが可能となりました。
それにより、参加者全員がより良い看護や介護の提供に繋がると感じた良い体験になりました。
他者理解は大切ですが、なかなか現場に直面すると業務に追われたり、家事に追われたりと…正面からじっくり向き合うのは難しいところですよね。
今回のような機会があると、一度立ち止まって考えることができ、良い医療介護の提供に繋げていけるのではないかと思います。
認知症疾患医療センター 原病院